乗り換えで手数料は下がる?

「ファクタリングの乗り換え」とは、すでにファクタリング会社をご利用している場合に、他のファクタリング会社と取引することです。

継続利用の契約をしていない限りは、債権譲渡終了後、別のファクタリング会社を利用することができます。

ただ同一債権で複数のファクタリング会社を利用すること(二重譲渡)はできませんので、ご注意ください。

それでは、なぜファクタリング会社を乗り換えねばならないのか、乗り換えるメリットは何かを解説していきましょう。

ファクタリングのループから抜け出すために

ファクタリングは手数料が高いため、長期に渡る継続利用はオススメできません。

何度もファクタリングを利用すると、高い手数料で資金繰りは逼迫されてしまいます。

そうならないために、中長期的なキャッシュフロー改善策を予め出してからファクタリングをするのが理想ではありますが現実的に考えて、ファクタリングを利用せざるを得ない事業者の方がファクタリングのループから抜け出すのは困難と言えます。

したがってファクタリング会社を継続利用しなければならない場合は、可能な限り手数料が低いファクタリング会社に申し込みをするようにしましょう。

幸い、今はファクタリング業界も競争が進み、業者によってサービスもさまざまで選択肢が多くなっています。

さらに、銀行融資のような「付き合い」もないので、乗り換えに際してさしたるデメリットはありません。

それでは続いてファクタリング会社に乗り換えるメリットについて詳しく解説して参ります。

他のファクタリング会社に乗り換えるべき3つのメリット

他のファクタリング会社に乗り換えるメリットと意義は、以下の3つです。

  1. 他社の利用実績があるので手数料交渉をしやすい
  2. 現在の手数料よりも安くなる可能性が高い
  3. 審査落ちになりにくい

それでは、具体的に解説していきましょう。

1.他社の利用実績があるので手数料交渉をしやすい

他社でのファクタリング利用歴があれば、ファクタリング手数料がどれほどのものなのか、既に分かっているでしょう。

そのため他社での利用歴がある事業者の方ですと、不当な手数料を要求されることはありません。

他社の手数料を知っている分、ファクタリング会社と手数料の交渉をしやすいというメリットもあります。

2.現在の手数料よりも安くなる可能性が高い

現在、ファクタリング会社は数十社以上あると言われており、その競争は日に日に激化しています。

そのためファクタリング会社側としても、利用者を増やすため「他社からの乗り換え」客を優遇しています。

具体的には、他社からの乗り換えで手数料が安くなるキャンペーンを行っていたり、キャッシュバックキャンペーンを行っているファクタリング会社も存在します。

ファクタリング会社の乗り換えを検討中の場合は、乗り換え客を優遇しているファクタリング会社を利用するようにしましょう。

3.一度ファクタリングを経験しているため比較的失敗しにくい

また、一度ファクタリングを経験して相場観や流れを掴んでおけば、自分の債権がどの程度で売れそうかという部分も見えてきます。

一度目は失敗したとしても、次からはもっと正しい相場をもとに業者選び・リサーチができるでしょう。

本サイトでも、優良業者の選び方やコツを紹介しておりますので、あわせて参考にしてみてください。

このように、継続してファクタリングを利用する際に適宜乗り換えていくことには、大きなメリットがあります。

業者によりますが、他の業者の利用実績がすべて無駄にならないという点もポイントは高いですね。

さて、では続いてデメリットや注意すべきポイントについても確認していきましょう。

乗り換えるうえで気をつけたい3つのデメリット

基本的なことですが、乗り換える際には以下のようなデメリットに注意しましょう。

  1. 業者リサーチや申し込みなどの手間がかかる
  2. 乗り換えても結局改善しない可能性もある
  3. きちんと前の業者との契約を終わらせる必要がある

それでは、ひとつずつ解説していきます。

1.業者リサーチや申し込みなどの手間がかかる

当然ですが、乗り換えの際は新たに契約し直す必要がありますし、リサーチにもある程度時間がかかるかと思われます。

乗り換えた結果の手数料差と労力が釣り合っているかどうかは、乗り換える前に判断すべき部分です。

具体的にどれくらいお得になるなら乗り換えるべきか?というのは後ほど解説しますが、小口債権の売却であまり差が無いような場合は、今の業者との契約を続けてみても良いかも知れません。

2.乗り換えても結局改善しない可能性もある

手数料面以外の話になりますが、結局乗り換えたものの業者の態度がよくない、など新しい問題が発生する可能性はゼロではありません。

そのためにリサーチには多少時間をかけるべきで、つまり労力の増加に繋がってしまいます。

これを避けるために、現状ファクタリングでの問題はすべて洗い出しておくべきでしょう。

3.きちんと前の業者との契約を終わらせる必要がある

前の業者と契約中である場合(一度債権を譲渡・現金化した場合)、乗り換えは次の債権からになります。

もし、一度現金化したものと同じ債権をファクタリングしようとした場合、二重譲渡とみなされます。

その場合は(乗り換えである旨を伝えている場合)業者側から二重譲渡のため契約できないと伝えられるとは思いますが、最悪の場合売掛先に通知が行くと言うこともあり得ます。

これを避けるため、必ず契約が終わった後に別の業者と契約するようにしましょう。

この3点は、基本的なことですが必ず認識しておかなくてはならない部分です。

とはいえ、時間と労力を除けばほとんどデメリットはないのが分かるでしょうか?

それほどに、より良い業者を探すというのはキャッシュフロー改善に効果的なのです。

もちろん、先ほども言ったとおり乗り換えは「ファクタリングを終わらせるため」ですので、失敗しないよう準備は念入りにやっておきましょう。

それでは、続いて乗り換えるべきタイミングや手数料差について解説していきます。

どういう状況で乗り換えるべき?

「今契約している業者の手数料面がいまいち」だと考えている場合で乗り換えを検討すべきですが、その他に乗り換えるべきタイミングはあるのでしょうか?

以下の2つの状況では、乗り換えると手数料が安くなる可能性が高いです。

  • 高頻度でファクタリングを利用している
  • 大口債権をファクタリングしている

まず、毎月と言ってもいい高頻度でファクタリングをしている場合。

これは、数%でも手数料が下がれば年間を通してかなりキャッシュが浮くケースです。

まとめ

ファクタリングをやむを得ず継続利用する状況になった場合、少しでも手数料を下げるために乗り換えは効果的です。

新たな業者リサーチや契約にかかる時間と労力は発生するものの、手数料が安くなる可能性は追っていくべきでしょう。

毎月ファクタリングをするような状況は、中長期的にキャッシュを食い潰してしまう悪循環に陥っているといえます。

ループから脱出するために、乗り換えを検討してみてはいかがでしょうか。